#003[ とある二人の将校から學べ ]

1.「とある芦別の川」
今回の任務は、「とある二人の将校」に着いてゆき、獲物を仕留める技術を実戦から學ぶこと。
ターゲット機は、「レインボー」「音速ヤマメ」「アメマー」と様々。まずは芦別に入る。
かなり素敵な渓流を、ひたすら突き進む将校たち。ポイントごとに、次々と獲物を仕留めてゆく…
ロッドワークがただ者ではない。流石は将校クラスである。
我らが山岳部隊長アツシくんも、負けじとヤマメを撃墜。
僕も超小型レインボーを討つが、小さすぎて記録写真ナシ。
午前8時頃から正午近くまで戦い、この時点で既に疲労感が…
しかし二人の将校は「ソンナンデ満足シタノカ?」と言わんばかりに、「次ノ戦地ヘ迎エ!!」と指示を出す。

2.「とある富良野の川」
ここからは、「モンスター級レインボー」を仕留めていくという。
この日の気温は30℃オーバーだったと記憶している。正直“さかな”よりも“水分”を欲していた。
そんな事はおかまい無しに、二人の将校はどんどん突き進む。
が、思いのほか戦果が上げられず、第3の川に移動…
もうこの時点で、僕は武器を持つことをやめていた。
「ネバッタモノガ勝ツ」と将校は言い残し、モンスター討伐に向かう…
炎天下の中、僕とアツシくんはコーラを飲みながら将校の帰りを待つ事に…
結果、一人が良型レインボーを仕留め、もう一人が、モンスターを目の前で取り逃がしたと言うことだ。
二人の将校は楽しそうにお互いを罵倒し合っていた…

おわり