海という名の戦場 vol.8  - 遠征編  - [海王の重み]


色々試してみたものの、海王との戦闘には中々ならず、戦地から少し離れたところで無人島を発見し一休み。
この時点で気持ちはすでに折れていた事を覚えている。

休憩もつかの間、すぐに無人島周辺を哨戒するBIG BOSS。
BIG BOSSのモチベーションの高さには、到底かなわないと感じた。
この強い気持ちがなくては海王と戦うことなど烏滸がましいのだ。

遠征3日間、全力でやり尽くしたが結果は惨敗。
海王は、まだまだ手の届かないところにいる、おそらく沈む夕日と同じくらいのところだろうか。

実は、今回も海王マグロという獲物を、どうしても持ち帰らなければならない理由があった。
戦友の旗揚げをお祝いしたかったのである。

でもそこに関しては問題なさそうで、Captainには船上での戦い方の他に優れた技術がもうひとつある。
「Kg単価の交渉術」という優れた技術が…

 

海という名の戦場
- 遠征編  -   完